
🧩DHAとは?EPAとの違いと基本の知識
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に含まれる「n-3系脂肪酸(オメガ3)」の一種で、私たちの健康に欠かせない必須脂肪酸です。体内ではほとんど合成されないため、食事やサプリメントからの摂取が必要です。
DHAとEPAはともに健康維持に役立ちますが、それぞれ働きや特徴に違いがあります。
- DHA:主に脳や神経に働きかける
- EPA:主に血液や血管に作用し、中性脂肪値の改善に寄与
💡DHAの働きと効果
DHAは脳内に多く存在し、神経細胞の構成要素として機能します。脳の血管の健康を保ち、神経伝達のスムーズさにも関与しているため、記憶力・集中力の維持に効果的とされています。
とくに、DHAは血液脳関門を通過できる数少ない脂肪酸で、脳に直接届く点が他の脂肪酸と大きく異なります。
さらにDHAは:
- 子どもの発育(母乳に多く含まれる)
- 高齢者の認知機能維持
にも重要な役割を果たすと考えられています。

❤️EPAの働きと効果
EPAは血液をサラサラに保つ作用があるとされ、中性脂肪値の低下や血管の柔軟性維持に役立ちます。
1970年代の研究では、イヌイット民族の心疾患が少ないことに着目し、EPAの循環器系への好影響が発見されました。
現代でも、以下の健康サポートが期待されています:
- 血中脂質のバランス改善
- 動脈硬化リスクの軽減
- 血栓の形成抑制
🍣DHA・EPAの効果的な摂取方法とは?
🔻 DHA・EPAが豊富な魚ランキング(摂取しやすさを比較)
魚の種類 | DHA含有量(mg/100g) | EPA含有量(mg/100g) | 摂取しやすさ |
---|---|---|---|
本マグロ | 1,400 | 800 | △(高価) |
イワシ | 1,100 | 1,200 | ◎(安くて豊富) |
サバ | 970 | 690 | ◎(缶詰でもOK) |
サンマ | 840 | 800 | ◯ |
ブリ | 940 | 620 | △ |
※出典:文部科学省「日本食品標準成分表」
🐟一番良いのは「青魚」!
- 本マグロ、イワシ、サバ、ブリ、サンマ など
- 刺身が最も効率良く摂取できる(焼くと約20%、揚げると約50%の成分が減少)
🥫 忙しい人には「缶詰」もおすすめ!
- DHA・EPAが含まれる油ごと摂取できる
- 骨まで食べられてカルシウムも豊富!
🍳 その他の食品
- DHA:豚肉に少量含まれる
- EPA:生卵に微量含まれる
💊DHA・EPAのサプリで手軽に補うには?
毎日青魚を食べるのはなかなか難しい…。
そこで活躍するのがDHA・EPAサプリメント!
🔍 サプリ選びのポイント:
項目 | チェックポイント |
---|---|
含有量 | 1日目安摂取量(男性2.03g、女性1.59g)をカバーできるか? |
機能性表示食品か? | 「中性脂肪値を下げる」など表記あり |
酸化防止成分 | ビタミンE、アスタキサンチンなど |
継続しやすい価格 | 長期的に使える価格帯か? |
🕒いつ飲む?どれくらいの期間飲む?
- いつでもOK! 朝食後・寝る前などライフスタイルに合わせて
- 短期集中より「継続」が大事!
- サプリは健康食品。必ず表示された用法容量を守る
⚠️DHA・EPAサプリを使うときの注意点
- サプリだけに頼らず、食事バランスも意識!
- 過剰摂取は逆効果になる場合も
- 医薬品と併用する場合は医師に相談
🧭まとめ:DHA・EPAを賢く摂取して健康な毎日を!
- DHAは脳・神経系サポート、EPAは血液・血管サポート
- 食事での摂取が理想だが、現実はサプリの併用が◎
- サプリ選びは含有量・安全性・続けやすさで判断!
🩺アドバイス
「サプリメントはあくまで“補助”。バランスの良い食事を基本に、継続的な健康管理を心がけてくださいね」
ピンバック: 🔥【中性脂肪が気になる方へ】話題のオメガ3サプリで脂肪値すっきりサポート! - suppli lab サプリ成分研究所